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2022.04.28 「80時間パワーリザーブ」、「C.O.S.C.」、「904L」、そして耐磁性を「2,500ガウス/200,000A/m」まで高めた次世代モデルが遂に完成!

20世紀初頭、アメリカ合衆国の経済を支えた黎明期の鉄道に従事したレイルローダー(鉄道員)たちは、過酷な環境下で重労働を担っていました。そんな彼らに鉄道時計を提供し、正確な鉄道運行をサポートしていたのがボール ウォッチです。その栄光のバックグラウンドを称え、ボール ウォッチでは現在も頑丈かつ精度に優れる時計作りを実践しており、新作「エンジニア M パイオニア」においては究極的な実用性を備える一本として開発されました。「エンジニア M パイオニア」の最大のトピックスは、新開発の「Cal.RR7309-CS」を搭載していることです。ボール ウォッチ初の自社ムーブメントで、80時間パワーリザーブを有する「Cal.RR7309-C」をベースに、先進マテリアルであるシリコンを使ったヒゲゼンマイを採用しています。機械式ムーブメントの心臓部にあたるテンプのヒゲゼンマイをシリコン製、そしてニッケル-リン製の脱進機を採用とすることにより、磁気耐性に優れる構造を実現。実に、2,500ガウス(約200,000A/m)の耐磁スペックを誇ります。さらに、スイスC.O.S.C.認定クロノメーターの検査をパスし、同検定以上の日差精度-3秒~+4秒内を保証いたします。

耐磁性(2,500ガウス/200,000A/m)

新開発の「RR7309-CS」は、80時間パワーリザーブを有するボール ウォッチ初の自社ムーブメント「RR7309-C」をベースに、機械式ムーブメントの心臓部にあたるテンプのヒゲゼンマイをシリコン製、そしてUV-LIGA(紫外線露光による転写電鋳)プロセスで成型したニッケル-リン製の脱進機(ガンギ車、アンクル)を採用することで、2,500ガウス(約200,000A/m)までの耐磁性能を実現。

約80時間のロング・パワーリザーブ

本機のパワーリザーブは、メインスプリングを一杯に巻いた状態で約80時間です。ベースムーブメント自体のトルクの力を落とさないように振動数(毎時2万8800振動)は敢えて変更せず、一方で通常のムーブメントに組み込まれているメインスプリングよりもさらに長いサイズのものを香箱に収めたことで、ロング・パワーリザーブを実現いたしました。

高精度を誇るスイスC.O.S.C.認定クロノメーター

正確な時刻表示の追求は、ボール ウォッチが鉄道時計の製造をスタートした20世紀初頭から続く伝統です。文字盤中央にある「CHRONOMETER」の表記は、高精度の権威であるC.O.S.C.(スイス公式クロノメーター検定機関)による15日間の厳格な精度テストをパスした証しです。さらに本機は同検定以上の日差-3秒~+4秒内の精度保証を実現いたしました。

最高級ステレススティール素材「904L」を採用

904Lステンレススティールは、腕時計に使われているステンレススティール素材の中でもクロム、モリブデン、ニッケル、銅などの含有量が高く、腐食、さび、酸に対して優れた耐性を備えています。さらに過酷な状況に耐えうる高い硬度を有しており、さらに経年耐性にも優れ、磨くほどに外観的にも極めて美しい光沢を保ちます。

暗闇で発揮する究極の視認性

自発光マイクロ・ガスライトは夜間や暗闇の中で時刻を判読する時に最も適している夜光システムです。昼夜を問わず、四六時中自発光しているのでボタンの操作や手首を動かす等の特別な動作をせずとも時計の文字盤面だけを確認すればいいのです。1990年代にこのマイクロ・ガスライトの有効性を認めたアメリカ軍は、軍が定めるミル・スペックのMIL-W-46374Fにこれを明記し、正式な軍用時計として供給されました。

エンジニア M パイオニア

Engineer M Pioneer

NM9032C-S2CJ-BK1
希望小売価格 39万6000円(税込)

SPEC:自動巻(BALLキャリバー RR7309-CS)。スイスC.O.S.C.認定クロノメーター904Lステンレススティールケース(直径40mm、厚さ12.3mm)。約165g。シースルーバック。904Lステンレススティールブレスレット。反射防止処理済みのサファイアガラス。100m防水。5,000Gsの耐衝撃性。2,500ガウス(200,000A/m)の耐磁性。

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