「エンジニア M エンドゥランス」の最大のトピックスは、新開発の「Cal.RR7309-CS」を搭載していることで、80時間パワーリザーブを有する自社ムーブメント「Cal.RR7309-C」をベースに、先進マテリアルであるシリコン製のヒゲゼンマイを新規採用しています。そして、UV-LIGA(紫外線露光による転写電鋳)プロセスで成型された脱進機(ニッケル-リン製)を搭載することにより、磁気耐性に優れた構造を遂に実現。実に、2,500ガウス(約200,000A/m)の耐磁スペックを誇ります。これによりミューメタル製のインナーケースを内蔵することなく、ケースバックから「Cal.RR7309-CS」をガラス越しに鑑賞できるシースルー化も可能になりました。さらに、このムーブメントはスイスC.O.S.C.認定クロノメーターをパスし、精度は同検定以上の日差精度-2秒~+4秒内を弊社で保証します。ケース&ブレスレットの素材にも最高級ステンレススティール904Lを採用しており、究極的な実用性を備える次世代モデルとして開発されました。
お近くの販売店を探す暗闇を征する視認性
新開発の「RR7309-CS」は、80時間パワーリザーブを有するボール ウォッチ初の自社ムーブメント「RR7309-C」をベースに、機械式ムーブメントの心臓部にあたるテンプのヒゲゼンマイをシリコン製、そしてUV-LIGA(紫外線露光による転写電鋳)プロセスで成型したニッケル-リン製の脱進機(ガンギ車、アンクル)を採用することで、2,500ガウス(約200,000A/m)までの耐磁性能を実現。
本機のパワーリザーブは、メインスプリングを一杯に巻いた状態で約80時間です。ベースムーブメント自体のトルクの力を落とさないように振動数(毎時2万8800振動)は敢えて変更せず、一方で通常のムーブメントに組み込まれているメインスプリングよりもさらに長いサイズのものを香箱に収めたことで、ロング・パワーリザーブを実現いたしました。
正確な時刻表示の追求は、ボール ウォッチが鉄道時計の製造をスタートした20世紀初頭から続く伝統です。文字盤中央にある「CHRONOMETER」の表記は、高精度の権威であるC.O.S.C.(スイス公式クロノメーター検定機関)による15日間の厳格な精度テストをパスした証しです。さらに本機は同検定以上の日差−2秒〜+4秒内の精度保証を実現いたしました。
904Lステンレススティールは、腕時計に使われているステンレススティール素材の中でもクロム、モリブデン、ニッケル、銅などの含有量が高く、腐食、さび、酸に対して優れた耐性を備えています。さらに過酷な状況に耐えうる高い硬度を有しており、さらに経年耐性にも優れ、磨くほどに外観的にも極めて美しい光沢を保ちます。
自社キャリバーRR7309-CSを開発するにあたり、精度(スイスC.O.S.C.認定クロノメーター)、長時間駆動(80時間)への追求だけでなく、装飾にもこだわっています。メイン・プレート上にはペルラージュ装飾(小さな円が数多く重なった模様)、輪列受けにはコート・ド・ジュネーブ装飾(湖の波をイメージした模様)、そしてローターにはサンバースト装飾(放射線状に伸びる螺旋のような模様)の3種類を使い分け、シースルーバックからムーブメントの機能美を堪能できるようデザインされています。
自発光マイクロ・ガスライトは夜間や暗闇の中で時刻を判読する時に最も適している夜光システムです。昼夜を問わず、四六時中、自発光しているのでボタンの操作や手首を動かす等の特別な動作をせずとも時計の文字盤面だけを確認すればいいのです。1990年代にこの自発光マイクロ・ガスライトの有効性を認めたアメリカ軍は、軍が定めるミル・スペックのMIL-W-46374Fにこれを明記し、正式な軍用時計として供給されました。
ムーブメント
機能
耐衝撃性
耐磁性
ケース
サイズ
防水性
ブレスレット