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2024.06.28 ボール ウォッチが独自に制定した基準値「BALL オフィシャルスタンダード」とは?
ボール ウォッチの創業者であるウェブ・C・ボールが1890年代に定めた公式鉄道標準時計の基準やシステムはアメリカ鉄道員の安全を確保しただけでなく、一般市民やビジネスマン、イノベーターたちに多大なる影響を及ぼしました。
当時の懐中時計の駆動装置(ムーブメント)はサイズ、石数、脱進機、等時性、耐久性に対して厳格な基準が定められ、一週間の精度は±30秒、または日差±4.29秒の範囲で規定されていました。当時、懐中時計は粗悪な製品が多かった中、ボール・スタンダードとして知られるこの基準が定められ普及したことによって、従来よりも丈夫で信頼性の高い懐中時計が数多く発売されるようになり、大衆のライフスタイルにも変化を与えました。
そして昨年末、創業者ウェブ・C・ボールが当時定めた公式鉄道標準時計の基準に追いつくべく、スイス本社にて現代版の「BALLオフィシャルスタンダード」を再定義し、新たな基準を制定いたしました。これは、スイス公認クロノメーター検定協会(C.O.S.C.)を上回るボール ウォッチ社独自で定めたムーブメントの精度基準値で、ミドルレンジ・ブランドとしては異例となる「日差−2秒/+4秒」の精度範囲を保証するという内容です。
現在は、この基準値をクリアしたムーブメントを搭載する時計は下記2モデルのみになりますが、アメリカ鉄道時計を出自にもつ私共「ボール ウォッチ」は、今後も厳密な精度と信頼性の向上を追求し、多くの商品に「BALLオフィシャルスタンダード」をクリアするムーブメントを搭載できるよう努めてまいります。
アウトライアー
DG9002B-S1CJ-BK
46万2000円(税込)
エンドゥランス
NM9032C-S3CJ-BK
49万5000円(税込)
(左) SPEC: 自動巻(BALL自社製キャリバー RRM7337-C)/スイスC.O.S.C.認定クロノメーター(-2~+4秒/日の精度保証)/GMT機能(第二時間帯表示)/904Lステンレススティール・ケース(直径40mm、厚さ13.8mm)/スーパールミノバ夜光付両方向回転式ベゼル (セラミック・トップベゼル) /反射防止処理済ドーム型サファイアガラス/ねじ込み式リューズ/200m防水/耐衝撃性(5,000Gs)/耐磁性(80,000A/m)/904Lステンレススティール・ブレスレット/世界限定1000本
(右) SPEC: 自動巻(自社キャリバー RR7309-CS)/80時間パワーリザーブ/スイスC.O.S.C.認定クロノメーター(-2~+4秒/日の精度保証)/904Lステンレススティール・ケース(直径40mm、厚さ12.3mm)/耐衝撃性(5,000Gs)/耐磁性(2500ガウス・200,000A/m)/反射防止処理済サファイアガラス/ねじ込み式リューズ/シースルーバック/100m防水/904Lステンレススティール・ブレスレット