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2021.02.26 「トレインマスター」シリーズの特徴をご紹介!
アメリカ経済を支え続けている鉄道の黎明期において、安全な運行を促す高精度な鉄道時計の検査システムを作り上げたことを起源とするボール ウォッチは、現行品の7シリーズの名称に鉄道に関するネーミングを与えています。「エンジニア」は機関士、「ストークマン」は機関助手を意味しているのです。
各シリーズは異なるコンセプトのもと開発しているため、当然ながらデザインや搭載機能は個々別々の性質を持っていてバラエティに富んでいます。連載第2回の今号では、「トレインマスター」について解説します。
トレインマスターシリーズ
「トレインマスター」は、ボール ウォッチのルーツといえる19世紀末アメリカの公式レイルロードウオッチとして認められた歴史を称えるシリーズです。懐中時計をイメージさせるクラシックスタイルや、機械式ムーブメントの動きを堪能できるシースルーバックを共通のディテールとしています。これらのキャリバーには、創業当時から刻まれているレイルロードを意味する「RR(ダブルアール)」のロゴが刻印されているのも特徴です
アラビア数字の文字盤インデックス
今も昔も変わらず、鉄道員たちが使うポケットウォッチのダイアルには判読性を高めるアラビア数字インデックスが配されています。その伝統に倣ってトレインマスターの多くはアラビア数字を採用しているのです。
ケース裏に鑑賞用のガラスをセット
スポーティな印象が強いボール ウォッチですが、トレインマスターは優美でトラディショナルな雰囲気が魅力です。そのため裏にサファイアガラスを設置し、ムーブメントの精緻な作りを見て楽しむことを提案。
7連デザインのブレスレットの装備
時計のデザインは文字盤とケースだけで決まるものではありません。バンドも重要で、トレインマスターは見た目のクラシカルさと剛性を両立する7連ブレスまたはレザーストラップを標準で備えています。